こんにちは！
京都府京都市に拠点を構え、内装リフォーム工事全般を手掛けています株式会社瀧口建装です。
内装工事業界には、違いが分かりにくい業界用語が無数に存在します。
そこで今回のコラムでは、業界用語において使用頻度の高い内装工と改修工の違いについてご紹介します。
内装工
内装工とは、建築物における内装工事全般を仕事とする職人のことを指します。
内装工事は、屋内における内装工事全てを引き受けるため、幅広い分野の職種があるのです。
主な職種は、床仕上げ・天井仕上げ・ボード張り・クロス張り・塗装仕上げ・左官工事・鋼製下地組立・木製建具工事・家具工事の9つになります。
これらの職種は通常、それぞれの専門職人によって手掛けられています。
例として、床仕上げでは床材を敷き込んで床を仕上げるため職人の技が必要となるのです。
また、天井仕上げでは、軽量鉄骨下地職人が施した天井の下地に石膏ボードを使用して天井を仕上げる作業が発生します。
一方、内装工を目指すにあたって特別な資格は必要ないのです。
内装工事業者に見習いの作業員として入社し、ベテランからの教育や資格取得を通して技術や知識を高めていくことが一般的とされています。
改修工
改修工とは、建築物における劣化・損傷を修理及び修復する職人のことを指します。
また、新築時の状態よりも建築物の性能や機能性をグレードアップさせるための工事内容も含まれているのです。
例として、建築物内にバリアフリー機能を付加する作業工程や、飲食店などの店舗において断熱塗料を採用して建築物の断熱性を向上させる作業工程があります。
つまり、既存の建築物において新たな機能を追加して、付加価値を高めるような工事になるのです。
以上のことから、内装工とは建築物における内装職人であると同時に、改修工とは建築物における劣化や修復を行う職人になります。
このような用語の違いを面接や入社前の知識として知っておくことで、スキルアップに役立つでしょう。
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